はじめての葬式仏教

供養

永代供養の意味と相場について

永代供養とは、お寺や霊園が遺骨を預かって供養や管理を行う埋葬方法のことをいいます。

 

永代供養が選ばれる訳

近年ではお墓を持たない供養方法として注目されており、新聞やテレビなどのメディアでも大きく取り上げられています。広く知られるようになった背景には、お墓に対する意識の変化やお墓を継承する人がいないといった現実的な問題があります。非婚化や晩婚化などもあり、生涯結婚しない人や子供を持たない人も増加しています。子供がいても数が少なかったり、遠方で暮らしているなどでお墓参りに来るのが難しいといった事情もあります。お墓を継承してくれる人がいないというのは、全国各地で起きている現象です。そこで供養や管理を任せる永代供養を選択する人が増えています。

 

永代供養では、多くの寺院や霊園で遺骨を預かる期限が決められています。7回忌や13回忌、33回忌などのタイミングに設定することが多いようですが、その期間はそれぞれの寺院や霊園によって異なります。期限を迎えた遺骨は、合同墓などで合祀されるのが一般的です。

 

利用するメリットには、宗派や宗旨を問わず利用できることが挙げられます。一般的な寺院のお墓を利用する場合、その寺院の檀家にならなければいけません。先祖代々続く土地に住んでいて古くから檀家をしていたという家もありますが、別の土地から移ってきた場合にはその土地の寺院に馴染みがないことも多くあります。田舎から都心に移り住む人も増えており、檀家になることが面倒だと感じる人も多くいます。霊園などでは宗派は関係なく利用できるので、そういった人にも喜ばれています。ただし、寺院によっては檀家になることを条件にしているところもあるので、事前に確認するようにしましょう。

 

それから供養と管理は基本的に寺院や霊園が行ってくれるので、自分で管理をしなくてもいいというメリットがあります。お墓を持っているとお墓参りに訪れるだけではなく、掃除をしたり花を処分したりもしなければいけません。若い頃であれば問題なくできていても、年齢が行ってからだと負担に感じることもあります。日々の供養も行ってくれますし、お彼岸などの供養も行ってくれます。また、遠方に住んでいるのでなかなかお墓の掃除に行くことができないといった事情を抱えている人もいます。勿論、寺院や霊園が管理しているからといっても、お墓参りは自由に行くことができます。掃除などに追われることがないので、ゆっくりと故人を偲ぶこともできます。

永代供養の相場

永代供養にかかる費用は霊園や寺院によって異なっていますが、20万円から200万円が相場とされています。全国平均で見ると60万円程度が相場ですが、地域やタイプによっても異なります。

2種類ある型

大きく分けると屋内型と屋外型の2種類があります。屋内型は納骨堂と呼ばれるタイプの施設で、ロッカー型になっていたり稼動収納型になっているものもみられます。都心部などに多くみられるタイプで、駅から近いなど利便性の良い場所にあるのが特徴です。お墓参りにも行きやすいですし、施設も比較的綺麗なところが多いとされています。最新の設備を備えているところもありますが、費用は若干割高になっています。

 

屋外型には、遺骨を個人ごとに安置する納骨壇型や遺骨を塔の下に安置する納骨塔型、他の人とまとめて納骨する合祀型があります。それから安置方法にも種類があり、墓石安置型・合祀型・個別安置型・集合安置型などです。墓石安置型は一般的なお墓と同様のもので、お墓の後継者がいなくなった場合に寺院などが代わって供養を行います。合祀型は複数の遺骨をまとめて埋葬するもので、費用は最も割安になります。個別安置型は最初から永代供養の形をとっており、33回忌など一定期間を過ぎたタイミングで合祀型に移行されます。集合安置型の場合には、遺骨を個別の骨壺に入れて一カ所に安置する方法になります。

 

このように様々なタイプがありますが、合同墓の場合だと墓石が必要ないので費用が安くなります。墓地の使用料なども一般的なお墓と比較すると割安です。そのため経済的な面から選択する人も多くいます。子供がいても、子供に自分のお墓で大きな負担をかけたくないと思う人も多いようです。それから墓碑銘や墓誌刻印料、管理費などが別途発生することもあります。実際に契約する際には、どのような項目が費用に含まれているのかをきちんとチェックするようにしましょう。

家族や身内と相談の上

永代供養を選択する場合には、家族や身内とも相談することが欠かせません。子供に負担をかけたくないと思って選択したのに、子供側からしてみたら一般的なお墓を用意してあげたかったと思うこともあります。合祀型だと後から遺骨を取り出すことはできません。墓石安置型や集合安置型の場合には、後から遺骨を取り出すことが可能です。夫婦で意見が分かれることもあるので、自分達にとって何が理想かをしっかりと考えてみる必要があります。

無料戒名作成

  • 日蓮宗
  • 浄土真宗
  • 真言宗
  • 浄土宗
  • 天台宗
  • 曹洞宗
  • 臨済宗
  • 法相宗
  • 黄檗宗
  • 律宗
  • 融通念仏宗
  • 時宗
  • 華厳宗
無料戒名作成 各宗派ごとに無料で戒名を作成できるプログラムを公開しています。是非、ご利用ください。